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2022.07 構成を見直し中です


 先月ブログの更新をすっかり忘れていたので、7月は2回更新するとか前回言ってしまい、そんなに書くネタがないのにと思いながらも書いていきます。

 今回は創作に関する話題です。




創作に関する諸々


「それでも僕らは罪人のまま」

 「それでも僕らは罪人のまま」が完結して早数日。

 カクヨムでのPV数が一気に多くなりました。普段、PV数を気にするより自分のやりたいことを一番に考えるのですが、今までの倍のPV数になっているので、純粋に嬉しいです。


 レビューもいただきまして、作品に対してぼんやりしていた部分が形になったような思いです。自分に足りないものも見えた気がします。ありがとうございます。



カクヨム版復活

 カクヨムについてここでひとつ。

 少し前までカクヨムに出していた同人誌の試し読みを復活させようと思います。

 カクヨムの規則である作品の宣伝に抵触するおそれがあったので下げたのですが、宣伝自体を行わないならば問題ないようなので、新作含めて試し読みを文フリ大阪に合わせて公開します。



参加アンソロ

 そろそろアンソロ「プティフールの書架」の初稿提出期間の時季になります。


 少しずつ進めているのですが、若干迷走気味です。

 前々から感じてはいたのですが、書きたいシーンより雰囲気やテーマ性を優先して書くと、私は十中八九書けません。


 テーマはひと通り書いた後に「見つける」派なので、先にこのテーマに沿って書こうとすると基本迷走します。兆しがあったのにアンソロのコンセプトに合わせようとして無理しました。

 結局手直しの手間が増えるのなら最初から無理しなければいいのにと後から思いました。


 そんなわけでこれから初稿大修正祭りです。がんばります。




新版「水のゆくえ」初稿


初稿を進めているけれど……

 4月くらいから水のゆくえ新エピソードをずっと進めてきました。

 初稿が、あと2、3話を残してほぼ完成しました。(残っている時点でほぼじゃない)

 今まで書けなかったシーンを増やしたり、以前より人物の心情が書きやすかったり、書いていて楽しいのですがぼんやりともっとよくできると感じていました。


 何かが足りない気がする、と。

 それで主人公の言動や真情、書きたいこと、テーマ、構成を全体的に見直しました。


 この作品には、季節の花に沿って話を進め、一話ごとに主人公以外のゲストが準主役のように登場していくという、長編に向かない設定があります。

 そしてこれは変えたくないコンセプトです。


 新版にはあるひとつの大きなストーリーがあるので、初版のような連作短編集らしさは薄れるのですが、それでも大筋に引っかからない人物が何人かいます。

 しかも花に沿って話を細かく分けているので、起承転結の起と結に当たる部分が長すぎるのです。

 そのせいもあって主人公の目的や動機がはっきりしていませんでした。



構成を見直し

 この作品はダブル主人公なので、二人の心理・目的・動機を明確にすること、だらだらしていた構成を簡潔にして、一話が話全体の中でどんな役割なのかをはっきりさせました。

 いらないエピソードを削り、一話ごとに何を書くべきなのかが自分の中でわかりやすくなり、どこを修正すればいいかが可視化されました。


 「それでも僕らは罪人のまま」で、長編は書きたいままに真っ直ぐ進めるより、プロット段階で何度も見直しを行い、長編として飽きがこない&黒幕への布石を作っておくなどの話の流れを大切にしないといけないことを学びましたので、本格的に本文を整えていく前に何から何まで全部見直しておこうと思いました。



やること多数

 新版なので本文もストーリーも装丁もレベルアップした状態でお届けしたいというのももちろんあります。無謀なことに外伝もたくさん作って、本当に「やりたいことを全部やる!」つもりなので、完成までがんばります。

 初稿を例えると、山を登り始めて山頂まであと半分といったところなので、まだまだやることは多そうです。




 最近の創作話をざっとまとめてみました。

 来月からイベント準備が本格化するので、これから文フリ大阪についての話などもしていけたらと思います。

2024.04 連載始めました

4/13~「それでも僕らは罪人のまま」番外編 現在カクヨムにて、既刊「それでも僕らは罪人のまま」の番外編をウェブ連載しております。 更新は一週間に一度程度。 前編・後編に分かれていますが全体で18話くらいで、さくさく事件を解決する中編程度の物語です。 本編の前後に当たる、ルペシュールの節目となるエピソードです。 前半は「結成の夜」として、ルペシュールの5人が出会い、どうして法を犯してまで悪人と戦う

2024.03 やっとお休みがきた

年度末です 去年までは普段より少し忙しいくらいだったのに、今年は忙しいなんて言葉が生温く感じるような目に遭いました。更新もいつもよりギリギリです。 愚痴っぽくなりそうなので詳細は省きますが、時間が早く通り過ぎてほしいとこんなに思ったことはありませんでした。ようやくほとんど終わってほっとしています。 そんな中ですが、自由時間を番外編執筆に費やしていました。 夜、パソコンの画面の半分を動画に、半分をW

2024.02 読書と執筆と映画と

2月の活動について 読書が楽しい月 年が明け、早ひと月が過ぎ去りました。 年末くらいから今までずっと仕事の方が忙しく、自由にできる時間が減りました。時間ができてもあんまり能動的な動きができなくなり、そうなると創作より読書の方に自然と重心が傾きます。 創作する元気がないときも、本を開けば満足のいく時間をじっくり味わうことができます。ちょうど好きな作家さんの新刊も出たので時間の使い方としてちょうどよく

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