悪い大人を討つ子供の義賊「ルペシュール」は町で話題の児童失踪事件を追う。戦いを通して本当の願いを知るとき、彼らが選ぶ道とは? 血と悪徳と願いに満ちた活劇風の長編。
2022年9月 / 全33話・約130,733字
産業革命期風 / ダークヒーロー / 残酷描写あり
在庫切れ刊行物のうち、短編集や掌編集などの6作品をウェブ再録した特設サイトです。
-再録作品名-
「旅の宿トマリギ亭奇譚」「カンテラを灯す夜」「氷の花」「夕べには海へ」「魔女の季節」「絵本の国と冬のばら」
ひとつの身体に二つの魂を持つ女子高校生の日常の物語です。おっとりした深春と、少し粗野な深雪。双子のような二人の日常はいつも通りで、ちょっとだけ切ない。
2017年5月 / 全6話・約11,400字 / 現代 / 日常
森をさまよう世捨て人。少女に花を届ける花売り。山で狩りをする老人。死に囚われ道を失くした人と死者を看取る神・白鷺が出会うふしぎな短編集です。
2020年1月 / 全3話・約20,900字 / 生と死
自分の葬式の夢を見続ける小説家と、貿易事業に打ち込む友人。別の夢を持つ二人のひと夏のやり取りと、木槿の花が枯れ朽ちるまでの物語です。
2021年3月 / 全2話・約11,500字 / 切ない
天女が悪龍を封じた伝説が残る雨の多い村。天女の生まれ変わりの少女と、その養い親の青年、村外れに住む不思議な男。三人の過去と現在をめぐる物語です。
2021年9月 / 全3話・約10,630字 / 伝奇
自然豊かな古清水を舞台に、登場人物たちが季節の美味しいものをただ食べるだけの物語。ほのぼの日常系の、十二ヶ月間の短編集です。
2024年6月 / 全12話・約41,220字 / ほのぼの / グルメ
読切短編
海底から帰らない父を想い、海底に憧れる僕は、兄とふしぎな風鈴市へ行く。
2020年8月 / 約2,800字
和風 / 夏祭り / 手紙
町ひとつ沈む湖の噂。私はそこで水底に沈む町をふしぎな男と覗き見る。
2020年8月 / 約1,800字
沈んだ町 / 死の幻想
地上を破壊した星をエネルギー源にする世界。僕と相棒はいつか滅ぶ世界で星を追う。
2021年5月 / 約4,470字
終末世界SF / 星
セネットは友人と海で貝殻を採るが、ある日言い伝えの宝の一部を海で見つけてしまう。
2021年12月 / 約4,960字
おとぎ話風 / 海の宝
雪に埋もれかけた村を救うため、アンニカはニールと春を呼びに山へ行くことに。
2021年12月 / 約6,270字
おとぎ話風 / 冬と春
幼い頃青年と一緒に夜祭りに行ったアイ・ニーだが、大きくなると記憶が薄れ……。
2024年1月 / 約2,970字
本の幻想 / 子供の記憶