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WebNovels

​在庫切れ刊行物を再録

​それでも僕らは罪人のまま

生き方を選べなくても自由を夢見たい。

​未逮捕の悪人を裁く謎の義賊ルペシュール。彼らは話題の児童失踪事件を追うが、〈黒猫〉と呼ばれる特別捜査官が追われ、事件とルペシュールと警察の三つ巴状態に。戦いを通して本当の願いを知るとき少年たちは何を選ぶのか。血と悪徳と願いに満ちたダークヒーローの長編物語。物語の前後を描く節目の番外編も公開中です。

​​​2022年 / 全33話130,733字 / 産業革命期風 / ダークヒーロー / 残酷描写あり

旅の宿 トマリギ亭奇譚

渡り鳥みたいに旅をするお客様が、​

羽を休める場所なんだよ、うちは。

王都の片隅にある旅の宿トマリギ亭。宿の主は、訪れる旅人が語る物語に耳を傾ける。人魚との友情を貫く船乗り。謎の声に悩む図書館員。故郷に植える花の種を集める旅人。貴石の魔法使いと出会った旅鳥。これは宿を訪れた旅人が語る、ささやかでほんのりやさしい短編集です。

2016年 / 短編集 / 全9話56,330字 / ​異世界ファンタジー / やさしい

​カンテラを灯す夜

宵闇の中でカンテラの幽かな明かりがぽつんと灯るとき、死にまつわる幻想が描かれる。

永遠に沈み続ける少年、狐面の少年と出会う夏祭り、謎のボトルメッセージを拾い続ける男、夜行列車で猫の紳士と出会う乗客、心のない魔物と少女の交流、そして幽霊を見たカンテラ職人。死の幻想をテーマにしたすこしふしぎな短編集です。

2016年 / 短編集 / 全7話22,900字​ / すこしふしぎ

氷の花

これは雪に潜む、人と魔物の物語。

万病に効くという氷の花を求める姉妹、旅人が雪の森で出会ったもの、絵の中の娘に恋した魔法使いの末路、雪にまつわる骨董品の物語。これは雪に潜む、人と魔物のすこしこわい物語。おとぎ話のような掌編集です。

2017年 / 掌編集 / 全4話7,780字 / 児童文学風 / ダークメルヘン

夕べには海へ

わたしはこの大地とともに生きることになるのだろう。

人は様々な理由で旅をする。誰もいない街道、雨がやまない小道、夜が明けない町など、いくつもの町や街道を通り抜け、わたしは何を思うのか。***予期しないエラーが見つかりました***架空の町や道を歩き続ける名もなき旅人の、断片的な幻想紀行文です。

2018年 / 掌編集 / 全12話13,460字​ / 異世界ファンタジー / SF

魔女の季節

​魔女の力で、人をしあわせにすることができたら。

そこは魔女の少女ヴィオラが営む喫茶店。魔女特製のお茶やお菓子は、季節のハーブや果物を使ったものばかり。たちまち評判を呼んだお店には、遠い町からやってくるお客さんもいるとか。季節と一緒に魔女と人が繋がる、ほろ苦くもやさしい掌編集です。

2018年 / 掌編集 / 全8話5,920字 / ​やさしい / ほろ苦い / 児童文学風

​絵本の国と冬のばら

​白いばらが咲いた日、あの子が死んだ。

グリム童話をモチーフにした現代のおとぎ話。バラをくれた病の少女と、バラが咲いた日に子供を失った老女。バラの花と死にまつわるすこしふしぎな物語です。

2020年 / 短編集 / 全2話8,870字 / ​現代ファンタジー / 児童文学風

ウェブ小説 -​中編・短編集-

ひととせ

ひとつの身体に二つの魂を持つ女子高校生。おっとりした深春と、少し粗野な深雪。二人の日常は、ちょっとだけ切ない。

2017年 / 全6話11,400字 / 現代 / 日常

ましろの道

世捨て人。花売り。老狩人。死に囚われ道を失くした人と死者を看取る神・白鷺が出会うふしぎな短編集です。

2020年 / 全3話20,900字 / 生と死

​木槿の夢は暮れのこる

自分の葬式の夢を見続ける小説家と事業に打ち込む男。別の夢を持つ二人の友情と、木槿の花が枯れ朽ちるまでの物語。

2021年 / 全2話11,500字 / 切ない

傘や龍神

​天女が悪龍を封じた伝説が残る村。天女の生まれ変わりの娘とその養い親、村外れに住む男の、過去と現在をめぐる物語。

2021年 / 全3話10,630字 / 伝奇

古清水の暦ぐらし

​自然豊かな古清水を舞台に、登場人物たちが季節の美味しいものを食べるだけのほのぼの系の十二ヶ月の物語。

2024年 / 全12話41,220字 / ほのぼの / グルメ

ウェブ小説 -読切短編

​水底風鈴市

海底から帰らない父を想い、海底に憧れる僕は、兄とふしぎな風鈴市へ行く。​

​​2020年 / 2,800字 / 夏祭り / 手紙

​湖底残映

町ひとつ沈む湖の噂。私はそこで水底に沈む町をふしぎな男と覗き見る。​​

​2020年 / 1,800字 / 沈んだ町 / 死の幻想

​星が降る朝

地上を破壊した星をエネルギー源にする世界で、僕と相棒は星を追う。

​2021年 / 4,470字 / 終末世界SF / 星

​海底に眠る夢​

セネットは友人と海で貝殻を採るが、伝承の宝の一部を見つけてしまう。

2021年 / 4,960字 / おとぎ話風

​数えて春を待つ

雪に埋もれかけた村を救うため、アンニカはニールと春を呼びに行く。

​2021年 / 6,270字 / おとぎ話風

​アイ・ニー

​幼い頃青年と夜祭りに行ったアイ・ニーだが、大きくなると記憶が薄れ……。

​2024年 / 2,970字 / 本の幻想 / 記憶

​トナカイの森

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