2025.10-11 新作の通販開始
- 葛野鹿乃子
- 11月23日
- 読了時間: 4分

1.新作を通販へ

9月の新刊「それでも僕らは罪人のまま カモメが飛ぶ町」を「架空ストア」様へ委託しました。
そろそろ準備しようと思い続けてぼんやりしていたらもうこんな時期になってしまいました。前回イベント用ペーパーに「年内には通販に追加します」と書いてしまったので、今月中にはどうにしかしたいと思い、何とか準備が整えることができました。
物語の舞台は産業革命によって蒸気機関が発達し、貧富の格差が広がり、犯罪が激増していた時代。主役は犯罪者として追われつつも、悪人を倒して回る義賊〈ルペシュール〉の子供たち。
戦いから逃れ、港町リートベルフで平穏な潜伏生活を送るも、裏で密輸を牛耳る〈ムエット商会〉と衝突してしまう……。
カモメが飛ぶ港町を舞台にした、巨悪と戦うダークヒーローたちの戦いの長編物語です。
犯罪者にされた子供たち5人と、あるエリート少年警官の6人が、理不尽な大人の世界で生きる物語です。産業革命期のイギリスの、当時実際にあった「闇」をモデルにしたダークでシビアな世界観で、子供たちが自由や信念をかけて悩みながら戦っていきます。
興味のある方は、より詳細な作品紹介もしておりますので、ぜひ通販ページを覗いてみてください。
架空ストア様の通販ページは下記リンク先です。試し読みも可能です。
2.ペーパーの小話をウェブ公開
9月のイベントでペーパーに付けたおまけ小話「悪夢とランプ」を予定通りウェブ公開しました。
こちらは「私と死んだ心が森の中」という掌編集のネタのひとつでしたが、制作中は完成させられずにいたのでペーパー用に書き上げました。
嫌な夢を見た少女シースイは、同居人のシアンに提案されて、何故かランプ屋を訪れることに。
すこしふしぎな世界の日常の一部を綴った、さっくり読める掌編です。
ペーパーの配布はそこまで枚数を用意していないので、ウェブで気軽に読めるようにしました。
短いので下記リンクよりお気軽にどうぞ。
2.秋と冬の間で
≫困ったことがある
前もその前あたりも、何もせずに休息しているような日記を書いたはずなのですが、今月も特に何もしていないのであまり書くことがありません。でも10~11月を書かずに12月の一年の総括に入るのはどうしても避けたく(上でやったお知らせを総括の記事に入れたくないだけ)、こうして日常の中から何かないかなと絞り出しています。
気候がだいぶ涼しくなり、過ごしやすくなってきました。
じきに冬らしい寒さになりそうです。外が寒くても、いくらでも耐えられるのですが、夜に部屋が寒くなるのをどうにかしたいです。私もあったかグッズに手を出すしかないのでしょうか。
困ったことがあります。布団を冬仕様にした途端に、朝起きれなくなりました。
夏の間はすっきり起きて朝活ができていたのに、布団があったかくなったその日から動けなくなりました。人とはあったかさの中ではこんなにも動けなくなるものですね。開き直ってごろごろするか、夜は早めに布団に入って読書をするようにしています。
≫秋の読書時間
読書のための本をたくさん買って少しずつ読んでいます。
夜寝る前に読んだり、家人がゲームをしているのを横で読んだり、隙間時間に少しずつ読んだりを繰り返し、先月から今まで、20冊くらいは読みました。
今まで作業していたような時間にじっくり本を読むの、贅沢な感覚がしてすごくいいです。
先月はミステリーに飢えていたので、ミステリーや事件を追うタイプの小説、どんでん返し系ばかりが並んでいるのですが、さすがにずっと同じタイプの作品を読んでいると疲れてきます。
たぶん、事件が起こって、クライマックスで真相がわかるというパターンのリズムに慣れすぎたせいです。四コマ漫画って、起承転結のテンポが同じなので一冊分ずっと読んでいたら疲れませんか。私は疲れるタイプなので、たぶん同じテンポが小説でもずっと続くと飽きます。
そういうわけでジャンルやタイプの違う小説を買い足して、今月はそれを読んでいます。
家人が夜にFEの聖戦の系譜(二週目)や烈火の剣(ヘクトル編)、ポケモンSV(ZAが終わったのでミアレにいないポケモンを愛でに行ってる)、オクトパストラベラーなんかをやるので、その横で本を開いています。
知っている方は頷くと思うのですが、聖戦の系譜の移動と闘技場が基本的に長いので読書にうってつけなんです。烈火も闘技場を始めたら長くなるし、オクトラでは町で盗みを働いている時間やレベル上げ中は長くなるので、BGMを聴きながら本を読めるんです。
文章を読み進める系のゲームなど、ずっと画面を見ていた方が面白い作品ではできないのですが、読書ができるときは読書しています。
通勤中は本を読むのが当たり前になっているので、家で読書をする時間を作ると新鮮な感覚で本を楽しめます。作業をしない間、どれだけ読書する時間を捻り出すか考えるのも楽しいので、執筆しない間は手持ちの本を読み返すのもいいかもしれません。



