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2025.09 文学フリマ大阪13 レポート

  • 執筆者の写真: 葛野鹿乃子
    葛野鹿乃子
  • 2 日前
  • 読了時間: 5分

1.お疲れ様です


≫初のインテックス開催


 2025年9月14日開催「文学フリマ大阪13」にご参加の皆さま、お疲れ様でした。

 

 初のインテックス開催でしたね。

 関西コミティアに出ていた頃何回か行っていましたが、結構前なので行き方から会場の雰囲気など、すべての記憶が薄れていました。

 万博開催で中央線が混雑するといわれていたので、早めに会場入り&撤収をすることにしました。一番混むとされる時間帯を避けたため、中央線で向かいましたがちょっと混んでいるくらいで済みました。住之江経由だと遠回りになってしまうので、あまり混雑していなくて本当に良かったです。通勤電車みたいだったらどうしようとか、混みすぎて時間通りに着かなかったらどうしようとか本気で心配だったので。



≫今回のお品書きなど


 今回のお品書きやペーパー、新刊の中身の写真です。

 ペーパーは、相方好みの絵柄で表紙を描いてもらいました。スペースの前に置こうと思っていたのに場所が取れず、いつも通りのお渡しになってしまいました。






2.全体の感想


≫今回のスペース


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 できるだけシンプルにしようとしたらこうなりました。

 お品書きの印刷が結構薄めになってしまったので、ちょっとお品書きの文字が読みにくかったかもと反省です。

 あと、新刊のサンプルを手に取ろうとすると値札に当たるので、途中から値札を下にしました。試し読みする人がぶつかったときに申し訳なさそうにされるのがこちらとしても申し訳なく……、こちらも反省点です。


 通りがかりに「表紙可愛い」と言ってくれる人がいて、心の中で「わかる~」と言いながらほくほくした気持ちになりました。

 両隣さんが気さくな方で、始終和やかにお話ししてくださってとても嬉しかったです。



≫会場の様子など


 とにかく広かったですね。

 出店者側としては、通路も出店者側の通路もそれなりに広かったので困ることはなかったのですが、お買い物で回るのが大変でした。

 来場者数も過去最高とのことでしたが、通路もたくさんの人で溢れかえっていて(ぎゅうぎゅうというほどではなかったのですが)、なかなか通路をのんびり歩いて気になった本を試し読みして買うみたいな行動ができなかったです。


 広くなったのはありがたい反面、回りにくさもあって一長一短なところがあると感じました。

 今後もインテックス開催なら、会場が広くても工夫して回れるようにするか、お買い物のために体力をつけるのもアリかなと考えています。


 インテックスは大きさのわりに軽食を買う場所が少ないので、事前にほぼ昼食になるものをあまり持ち込まなかったことで若干死にかけました。急いでデイリーヤマザキでパンとチョコ買って小腹を満たしたりしました。こういう細かいことをすっかり忘れていました。

 あと規模のわりにお手洗いが少なかったですね。行列がすごかったです。空調は効いていたので暑さで具合が悪くなることはなかったのはありがたかったです。



≫頒布について


 頒布としては、大阪初売りの「魔術師と祝祭」、昨年早い時間で完売を出してしまった「私と死んだ心が森の中」をご購入される方が多い印象でした。

 新刊も、同じくらい手に取ってくださって嬉しいです。続編、しかも長編なので、いくら初見さんでも読めるといっても読む人がいるかちょっと心配だったので、試し読みだけでもしてくださる方もいて、安堵しました。


 試し読みの方もそれなりに多かったので、決め打ちではなく通りがかりの方も結構いたのかなと思いました。私はほとんどお客さんに話しかけないので想像ですが。


 あんなに広くて人がいっぱいの会場内で、当サークルまで足を運んでくださった方々、本当にありがとうございます。

 自分で回っているとき、会場の広さと人の多さに参って回れなかったサークルさんがいくつもありますし、のんびりあちこち回って衝動買いとか、そういうことが全然できなかったので、うちのスペースまで辿り着いて本を買ってくれたこと自体がとてもありがたいことだと感じました。




3.今後について


 ペーパーにも書きましたが、とりあえず来年1月の文フリ京都、来年の文フリ大阪には参加予定です。それ以外ではゆっくりと休息を取りたいので、今年の秋にある第二回「ことなり京都」は参加するのをやめておこうと思っています。


 「ことなり京都」は京都の神社で行われる小規模の同人誌即売会です。10月に行われる予定で、今月の18日まで出店受付をされているので気になる方は下のリンクから確認してみてください。




 今年やることとしては、ペーパーに載せた「私と死んだ心が森の中」のショートショートをウェブ上に載せたいのと、新刊「それでも僕らは罪人のまま カモメが飛ぶ町」を通販で購入できるようにしておきたいので、この二点を年内にやっておく予定です。


 あとお知らせとしては、「新版水のゆくえ」の頒布を来年で最後にするつもりです。

 結構長くスペースに置いているのと、在庫も残り少ないので、来年で終了がちょうどいいかなと思い、こうした措置を取ることにしました。京都と大阪、どちらが最後かまだ決めていませんが、京都の頒布数で変わってくると思います。


 イベントの翌日。

 昼寝を含めて半日以上爆睡して、作ったカレーをいつもより多めに食べてと、食欲と睡眠欲の権化となって体力回復に努めることとなりました。

 今まで翌日までこんなに疲労が波及して動けなくなることはなかったのですが、原因は初のインテックスか、体力がないせいなのか……。


 最後になりますが、改めまして文フリ大阪ありがとうございました。


​トナカイの森

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