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2024.11 ことなり京都同人誌即売会レポート

ことなり京都同人誌即売会に参加しました


イベント概要

 11月9日(土)の同人誌即売会『ことなり京都』に出店いたしました。

 梨木神社境内で開催の『第1回京都やおよろず文学賞授賞式』と併せた同人イベントでした。

 授賞式やトークイベントは舞殿の方でやっていて、ほぼ店番をしていたのでそちらの様子は窺っていないのがちょっと残念です。


 ↓概要などについては下記より↓

 ▶ことなり京都公式サイト:https://kotonarikyoto2018.wixsite.com/kotonari-kyoto

 ▶運営さまのX:https://x.com/mottomijikani



イベントレポートを細かく書きます!

 今回は、開催自体が初めてのイベントなので、もし来年も開催された際、参加を検討する人のための記録としていつもより細かくレポートを書いていきたいと思います。



開催まで

 今回のお品書きはこんなでした。

 急いで作成したのですがけっこう可愛く作れたのではと思っています。

 開催自体が初めてのイベントなので、ほんの少しでも認知度を上げるための画像があった方が絶対いいなと思って作りました。

 参加申し込み締め切りが10/31で、スペース位置や参加要項のお知らせが来たのが11/1なので、宣伝期間は一週間程度でした。

 ちなみに、申し込み含めすべてメールでのやり取りでした。募集を拝見したのが10/7で、一週間以内に申し込みした記憶があります。





イベント会場の様子


ブース設営について

 定家卿の家の前を通り、梨木神社に辿り着いたのが9時半より少し前くらいだったかと思います。

 先にお参りを済ませてから設営しました。10時の開催までわりとギリでした。9時50分頃本部前に集まってのミーティングがあったのですが、設営してて出遅れましたね。

 サークル名入りのボード(写真右下の)と名札が配られたのでありがたく使わせていただきました。



 テントEは、横並びに4つのサークルが並んでいました。テント位置によっては2サークルが並んでいたりなど、境内側は少数で飛び飛びに配置されていました。境内隣の寺町通り側は粗めの砂利が敷かれた広い空間で、そちらは全部一直線に横並びでした。

 テントのおかげで日差しが強い時間もきつくなかったです。今回は後ろのスペースが広々としていたので、横も後ろも狭すぎずで快適でした。(荷物を後ろに広げているサークルさんはいませんでしたが)

 寺町通り側のサークルも後ろの方に下がってご飯食べたりしているのを見かけました。

 テントがあったので日差しはだいぶ防げたのですが、午後から陽の入りが変わってちょっと眩しくなりました。



開催中の境内の様子

 スペースの代金は開催中運営さんが現金で徴収するシステムです。領収書もいただきました。

 今回は参加費2,000円、追加椅子500円です。


 10時に始まりましたが、一貫して普通に参拝に来られた方が多かったです。即売会目当ての方自体はそのうちの何割かという印象でした。犬のお散歩中のおばさまに「今日は何のイベントをやってるの?」と尋ねられることもありました。


 そんな感じなので静かな境内でのんびり店番しつつ、秋の神社の空気を吸いながらまったり過ごす時間が多かったです。境内は植物も多かったので癒されました。

 お隣さんと話に花を咲かせているサークルさんもいらっしゃいました。文フリや他のイベントとは空気感が違いますが、この静かで和やかな雰囲気が好きな人はいっぱいいるだろうなと思います。私も京都の神社独特のあの空気感がすごく好きなので、始終リラックスしていました。まったり本や漫画を読んだりぼーっとしたりちょっと眠たくなったり。(9時から設営開始なので朝早かったんです……)


 キッチンカーが来ていたので二回ほどお邪魔して、唐揚げ(その場で揚げた熱々のやつ!)を食べたりおにぎり(塩おにぎりと卵焼きに明太子入りのおにぎり!)を買ったり。ペットボトルを売っているところもありましたし、境内にカフェもあるので、小休止はしやすかったです。イベント中は境内での飲食がOKだったのでわざわざ外に出ることもなかったです。

 お手洗いも能舞台の裏側にある洋式のものを使えたので、長時間滞在に困ったことはなかったです。



珍しく質問された

 決め打ちの方が半分ほど、あとは立ち読みしていたり、珍しくおすすめを訊かれたりしました。

 私は普段来た人に声をかけたり作品の説明を熱心にするタイプではありませんが、訊かれたので口下手なりにがんばって説明しました。

 話しかけられる率が文フリより多く、通路も混み合うことはなかったので、ひとりひとりとお話しながら接客するサークルさんも見かけました。交流のお好きな方にちょうどいい空間かもしれません。


 私自身もそうでしたが、じっくり試し読みする方もよく見かけました。

 文フリの人の多さだと長時間スペース前で立ち読みは厳しいので、そういうのを気にしなくてもいい空気だったのがありがたかったです。どの本を買おうかじっくり考えられました。



撤収時の様子

 イベントが終わるのが16時。私は15時半が過ぎてから少しずつ片づけを始め、16時が近づいてから一気に片づけ、イベントが終了してすぐに撤収しました。

 終了後に運営さんがサークル名入りのボードと名札を回収しつつ、ご挨拶に来てくださいました。直接イベント開催のお礼が言えてよかったです。宅配搬出の荷物をお渡ししている方もいらっしゃいました。テーブルや椅子の片づけ等は特になく、来たときと同じように椅子を立てかけて撤収しました。


 出店者要項については事前にPDFで配られていたので、準備も撤収もスムーズに行うことができました。椅子2脚借りられますかってメールで質問したら対応して、用意もしてくださいました。当初からの変更点がある場合も逐一ご連絡していただいたので、特に疑問や不安もなくイベント参加ができました。




参加の感想と総括


 全体的に空気感や雰囲気がまったりしていて、居心地のいいイベントでした。

 集客をたくさんして売り上げを伸ばすというより、来た人との交流を楽しむなど同人イベント参加を楽しめる場所だったと思います。好きな人は絶対に好きな空間だと感じました。

 境内散策しながらさくっと回れましたし、静かで、スペース内も狭くなく、食料調達もできるので長時間屋外での滞在もまったく苦になりませんでした。

 気温と天気が寒すぎず、暑すぎずでした。9月か12月開催だと屋外に長時間は厳しくなりそうなので、本当にちょうどいい時季の開催だったと思います。


 来年があるかはまだわかりませんが、開催の場合はまた行ってみたいです。

 最後に改めて、お越しくださった方や運営様に感謝申し上げます。



 下は境内を回っているときに撮った写真。

 急いで撮らずにもっときれいに撮ればよかった……。





今後の予定


直参イベント

 2025年1月19日(日) の「文学フリマ京都9」に参加いたします。

 「私と死んだ心が森の中」「新版水のゆくえ」の他、新作の短編集を持参予定です。



ウェブサイトを整理します

 「春迎えの魔女」「魔女たちに薔薇の花を」「旅の宿トマリギ亭奇譚 海の瞳の星」は今日にて終売になりますので、それに関連してウェブサイトに掲載している情報を更新します。特設ページも閉めるつもりなので、そちらは11月中にやります。

 長らく頒布しましたが、色々な方にお手に取っていただけて本当に嬉しかったです。




 長々と書きましたが、どんな感じのイベントだったのか少しでもわかるようなレポートになっていたらと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。


2024.10 イベント参加のお知らせ

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