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2024.04-05 番外編連載とバラ園

  • 執筆者の写真: 葛野鹿乃子
    葛野鹿乃子
  • 2024年5月26日
  • 読了時間: 7分

更新日:1月30日

1.4/13~「それでも僕らは罪人のまま」番外編


 現在カクヨムにて、既刊「それでも僕らは罪人のまま」の番外編をウェブ連載しております。

 

 更新は一週間に一度程度。前編・後編に分かれていますが全体で18話くらいで、さくさく事件を解決する中編程度の物語です。

 本編の前後に当たる、ルペシュールの節目となるエピソードです。


 前半は「結成の夜」として、ルペシュールの5人が出会い、どうして法を犯してまで悪人と戦うことになったのかを描きます。

 後半は「急行列車殺人事件」で、本編終盤でフロッセの町を離れる列車に乗るルペシュールとロビンが、列車内で殺人事件に行き合い、共闘するという物語です。惨殺死体を前に犯人を捕まえようとするルペシュールが、自分たちが行ってきた罪に改めて目を向ける内容となっています。大体の説明は入っているので本編未読でも何とか読めると思います。

 




2.番外編を書いたいきさつ


≫書いた理由


 2月~3月はとにかくルペシュールの話が書きたくて書きたくて堪らなかったので、いつか書きたかった番外編を二つとも書いてしまいました。この物語はダークヒーローが未逮捕の悪人と戦うというコンセプトがはっきりしているので、他の長編より派生作品が書きやすいです。みんなの活躍が書きたくて、みんなが悪いことをしているシーンは書くのが楽しくて堪りませんでした。



≫産業革命期は面白い


 書きながら産業革命期について調べ直したのですが……(前回はエクセルに内容をまとめていたのでハードのご臨終とともにデータが消えた)、改めて調べると面白くて面白くて。


 本を読む前に概要をネットで調べたのですが、歴史って地続きだから「こうこうこういう発明があってこんなふうに発展していきました」っていうわかりやすい記事を読んでもいまいち理解できていなかったんですよね。

 だからどうしてその時代に進んでいったのかおさらいしてくれる本と一緒に辿ってみるとようやく理解ができて、改めて歴史が好きだなと感じました。


 あと、産業革命期って人の暮らし方がだいぶ変わるじゃないですか。

 生活の基盤が農村などの共同体じゃなくて一個の家族単位になって、労働の対価で得る賃金でしか必要なものは揃えられなくなるという……。現在にも通じる社会になり始めたことで、新たに貧富の格差とか、人が密集することによる社会問題とかも出てくるんですよね。「切り裂き魔事件」もこの時代です。


 作品の舞台の参考にしているのはイギリスの産業革命期で、この時代はイギリスが大繁栄しているのですが、その分その時代特有の闇みたいな暗いものもたくさんあります。簡単にいうと町のひどい衛生環境とか児童労働とかのことです。

 優雅な上流階級の人々よりそういう暗がりにいる人が書きたいんです。魔法とか聖剣とか、ついでにココアとか、だいぶファンタジー要素を入れてしまっていますが。



≫調べ直して思ったこと


 学校教育の項目とか読んでいると、気になることが出てくるんですよ。

 「……ミシェルが学んでいた王都の最高学府って、学校のカテゴリでいうところのどこ?」


 色々な学校が増えてくる時代ですが、ミシェルは貧乏貴族の子供なので王立学院がどんな学校なのか決めかねています。無理に決めない方がいいかもしれませんね。

 さっきも言いましたが舞台設定は参考程度で、だいぶファンタジーを入れているので厳密にしなくていいと思うんですが、今風の学校すぎるとちょっと変になるので、落としどころが難しいです。


 名前についても辻褄を合わせた方がいいだろうかと思っていたんですが、諦めようと思っています。人名に関しては語感のよさとキャラの印象に合うかどうかだけでいつも選んでいるので、名前に意味があるキャラはけっこう少ないし、言語もわりとバラバラで選んでいます。


 特にミシェルとアシル。思いきりフランス系の名前なんですよね。決めるときに「ま、いっか」で決めちゃったから深く考えてなかったんですが。

 サフィアとレブラスは完全造語です。ちなみに苗字のスペンサーですが、実際のスペンサー伯爵家とは一切関係がございません。当時「アンバー」と「スペンサー」で悩んで、語感のよさからスペンサーにしました。実際にそういうお家があると後から知りました。


 個人的には六人それぞれに似合っているのでそこまでこだわらなくていいかと思っています。




≫秋はイベント


 そういうわけでルペシュールの番外編を書いたり調べたり、勢いのままに続編を考えても面白そうだなと考えるのはいいのですが……。

 秋の文フリ大阪に持って行く新刊の制作が全然進んでいないです。こんなのにしようかなとか案は色々出ているのですが、なかなかまとまらず。

 GW中に収録内容とコンセプトなど大事な芯のようなものを決めたいです。

 できたら裏で進めている別の長編もキリのいいところまで進めたいところです。




3.5月のバラ



≫友人が大阪にやって来た


 5月ということで、久しぶりに薔薇を見に行きました。

 中之島と鶴見緑地の薔薇園です。

 初めて行った場所でしたが綺麗に咲いていました。薔薇の品種にはあまり詳しくないので見た目をのんびり愛でるだけでしたが。色としては白、ピンク、薄紫色が特に可愛かったのです。近頃はその辺りの色合いにときめき気味です。


 薔薇自体、思い返せば同人活動を始めてからはほとんど見に行っていないですね。大学時代以来とするとだいぶ時間が空いている勘定なので、それを思うとときめく色や花の形が変わっているのも自分なりに納得です。昔は、スタンダートな真っ赤な薔薇か真っ白な薔薇なんかが好きでした。


 友人と一緒だったのですが、北浜まで行ったのでその辺りのカフェに友人を連行。五感のカフェでお昼とケーキを食べました。映画を見に行ったとき以来の外食。パンとクロワッサンにはうるさいタイプですが、誇張抜きでサックサク……! 美味しくて幸せな時間でした。


 こういうタイミングでなければなかなか外出がしにくい季節になってきました。元々外出あまりしないタイプではあるのですが、それが年々加速していっています。よくないと思いつつも机にひっついて創作をしていたいので、なかなか外出や運動に時間を割かなくなっています。よくない。



≫長編裏作業


 今月何があったかといえばGWですが、何をやっていたかといえば、「それでも僕らは罪人のまま」番外編の更新を一週間に二回にペースアップして、一気に前半をアップしました。

 それなりに話数があるので少しでも多くアップできたのは僥倖でした。


 それ以外のGWは、来年か再来年に完成させる予定の長編(「アシェラト計画」という作業名だけがつけられているタイトル未定の小説)を時間のある限りずーっと書いていました。

 6話までは書きたいなと思いながら、外伝3つの冒頭なども含めて18話くらいまで一気に書いていました。仲間内で宴会やったり料理大会したりリゾート地を観光してたりとやりたい放題書いて、ひとりで楽しんでいました。(※ジャンルは一応ハイファンタジーです)


 今は全体の構成を見直しつつ、それらの文章や展開をもっとよくできないか考えつつ、ゆっくり続きを書いていこうと思っています。一気にざっと書いたので後から読み返すと粗がすごかったので。

 好きに書ければいっか、という気分のときと、どうせなら細部まで修正してよりいいものにするべき、という気分が行ったり来たりしていますし、長編として文章量も多くなりそうなので、完成はまだまだ先になりそうです。


 いつか形にすることを学生時代からずっと夢見ていたような作品なので、今着手していることがちょっと信じられない気分でもあります。「水のゆくえ」「魔女たちに薔薇の花を」「それでも僕らは罪人のまま」「カンテラを灯す夜」など原点が学生時代の作品を少しずつ完成させていっていますが、この長編を書ききったとき、同人活動にひと区切りがつけられそうです。


 9月には別の掌編集を新刊として出すので、そろそろそっちも進めないといけないですね。だいぶ暑くなってきたので夏服を取り出しつつ、こちらにもぼちぼち着手していこうと思います。

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