2023年9月10日(日)は文学フリマ大阪11でした。
ご参加の皆様、お疲れさまでした。当ブースに来ていただいた方はありがとうございます。
恒例のイベント参加レポートです。
宅配搬入でゴタゴタ
そう、それはイベント前日のことでした。
宅急便の発送状況を見ると、なんと土曜日の朝に配達中と出ているではありませんか。金曜日必着のはず、と焦った私はすぐに連絡。荷物受け付けてもらえなかったら全部手搬入になるのかな、と憂鬱な気持ちでいたところに、親切なフォロワーさんから「(宅急便の)センター必着が金曜日で、そこから土曜のうちに会場に運ばれると思いますよ」と教えていただきました。
宅急便の方の連絡でも土曜日に運んでほしい旨を先様より言われたということを聞きました。
イベント前の、ミスをしたくないという思いがよく不安症に繋がった悪例であります。
いやもう、本当にツイッター(X)の方ではお騒がせいたしました。
当日の準備
出店者用の待機列長かったですね。いつもあんな感だったっけと思いながら並んでいました。
宅配搬入分の荷物を運んだりもあったのですが設営がギリギリでした。変な聞き間違いをしていて、「10分早く開場します」が「2分」に聞こえていたんです。「え? 2分早まったわりにはギリギリだったな。出展者の待機列長かったから会場に入るまでそんな時間かかったかな」とか思っていました。イベント始まって来場者の方が入ってきた後も設営されている方が多かったですね。
ちなみに今回のブース設営はこんな感じです。
新刊を目立たせたいがために新刊用のポスター下にも同じものを貼るのはどうなんだろう、と見返して改めて感じました。その他は、既刊も見やすい角度に立てられたと思います。
足を止めてくれる人も立ち読みしてくれる人もそれなりにいたと思います。
テンパり対応
せっかくフォロワーさんがご挨拶してくだったのに、言葉が出てこなくてとにかく頭を下げまくっていた私。(※応対の言葉ががうまく出なかっただけで内心ではすごい喜んでいます)
わざわざご挨拶に来てくださった方にペーパーすら渡せなかった私。おつり700円のところを間違って800円渡してしまった私。……いつもよりやらかしてしまった気がします。
上下巻の落とし穴
「魔女たちに薔薇の花を」について。
別々のお客さん3人からまったく同じ質問をされました。
「こっち(上巻)が短編集でこっち(下巻)が長編? これ繋がってるお話なの?」
形態が違うためか「何か繋がりがあるだろうけれど直接続きものの物語なのか」疑問に思う方がいらっしゃったのです。たぶん今までも訊かないだけで同じことを思った方はいらっしゃったのだろうなと思います。
形態が違うだけで続きものであることを説明すると3人とも納得してくれましたが、上下巻になっているからって誰もが続きものとして認識してくれるわけじゃないんだ、説明足りてなかったんだ、と思い知らされました。
頒布について
新刊は特に決め打ちだった人が多かったと思います。後半では、既刊の方もゆったりと旅立っていきました。全種類を少しずつ、着実に頒布できたと思います。
「魔女たちに薔薇の花を・上下」と「それでも僕らは罪人のまま」の3種の在庫が僅少になってまいりました。おそらく次のイベントで最後の頒布になると思われます。
そのときになったらお品書き等で事前アナウンスいたします。
その他にも、前回の文フリ京都で買った「四季の夢追い人」が面白かったので新刊を買ってくださったり、新刊をお求めの方が、後になってから既刊を全部買いにきてくださったり(それも既刊の合計を計算して)、嬉しいこともたくさんありました。
会場の様子
すっごく人多かったですね。文フリはけっこう通路広いのに、人で埋まっていて通りづらいくらいでした。それくらい賑わっていました。この本好きの人々は普段一体どこに隠れているんだ(別に隠れてはいない)と思いたくなるほどの人出でした。
元々出店数も多くて、ウェブでの宣伝もいっぱいで追いきれないほどだったので、多少その中に埋もれた感はありますが、それでも当ブースを見つけて本をお手に取ってくださったのが、本当にありがたかったです。
イベント総括
今回は数ヶ月前からイベント準備の模様もブログでレポートにしていたので、準備期間が長かった気がして、とにかく終わってくれてよかったという思いでいっぱいです。
無事に終わり、長らく書き続けた長編も完成したので、少し身体を休め、のんびりすることに時間を使いたいと思います。
まずは買った戦利品の読書から!