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2022.12 年の瀬にて2022年を総括


ご挨拶


 今年も年の瀬になってまいりました。

 ファンタジーの物語を本にして創作小説を書いている葛野鹿乃子と申します。

 毎年恒例となっている、今年一年を振り返ってまとめていきたいと思います。




今年の執筆記録

  • 「魔女たちに薔薇の花を下」(189,873字)

  • 「それでも僕らは罪人のまま」(130,773字)

  • アンソロジー「プティフールの書架」寄稿作品(5,353字)


 作品数が少ないですが、アンソロの原稿以外は長編小説なので、書いている内容は濃く厚くなっております。


 今年は来年刊行予定の長編「新版水のゆくえ」(現在339,977字)を執筆しておりました。

 完成していないので上記には含めていませんが、実作業では、今年の大半はこの物語に費やしていることもあって、他に作った作品が少ないです。


 あと、今書いている短編集も来年1月刊行なので、ここには含めていません。

 ここで自分にとって大事なのは、作品数より執筆総文字数より、自分が書きたいと思った作品を丁寧に書いて、ちゃんと本にしていることです。


 これ以上に「やりきった」と思えることはないです。それに照らし合わせるなら、頭の中にあっただけの作品をちゃんと形にして作れたなという満足感に今年も満たされいます。




今年のトピック(オンラインとオフライン)


オンライン:長編小説をウェブ連載

 上記にもある「それでも僕らは罪人のまま」を、カクヨムという場所で連載していきました。


 5月から9月の頭まで、全33話をアップしていきました。最初は週に2~3話だったのが、9月まで(イベントまで)間に合わないということで、週4~5話更新になりました。


 オンライン上で作品をアップし続けることはあまりないので、内容もやり方も始終大丈夫かなと思いながら更新していました。それでも☆をつけてくれる方や更新するごとに読み進めてくれる方がいたので最後まで更新できたのだと思います。



オフライン:久しぶりのイベント 

 今年はなんといっても、久しぶりにイベントに出て本を頒布できたことです!

 多分二年か三年ぶりです。9月に行われた「第十回文学フリマ大阪」で、連載した長編小説を本にして持っていきました。


 長編3種というかつてないラインナップでしたが、色々な方に本を見ていただけて嬉しかったです。

 (大量の本を手搬入しすぎて腕が壊れかけたレポートも9月に書きました)



 2023年1月15日(日)みやこめっせで開かれる「文学フリマ京都7」にも参加予定です。


 既刊6冊に加えて、ちょっとふしぎな短編集を新刊に持っていきます。

 参加させていただいたアンソロジー「プティフールの書架」も、主催さまのブースにて発刊予定です。





それは唐突だった……


 つい先日遭ったトラブルです。

 色々なデータを保存しているハードディスクから異音がして、まったく認識しなくなりました。


 書き途中の原稿のデータは大丈夫なので、まあ最悪ハードのデータがなくなってもバックアップがなくなったかなという程度の被害に収まっています。

 「新版水のゆくえ」のデータが吹き飛ばないかぎり、創作意欲は消えないと思います。そこに関しては幸いだったと言わざるをえません。あれ消えたら二度と本なんて作れないかもしれません。


 問題は今まで作ってきたお品書き、ペーパー、本の表紙、帯などのデータが吹き飛んだことです。

 表紙は、相方が制作した元データを貰えば済むと思いますが、帯は……。

 次のイベントで見本誌に使う帯が印刷できないとなると、……どうしましょうね。(他人事状態になってますが、イベントまでにはきっとどうにかします)




来年・今後について


 今年はイベント復帰、いつかやりたかったウェブ連載やアンソロ参加ができたので、自分なりにちゃんと前進しながら創作ができたと思います。


 今後についてですが、もうちょっとトナカイの森の作品に触れられる場所を増やしたいと思っています。なので、通販窓口を別に一箇所増やしたり、参加するイベントを増やしたいと考えています。



 前述のように、来年は「新版水のゆくえ」を刊行予定です。

 あとはもう一冊新刊は作りたいです。

 活動を始めてから、自分のやりたいように書いていって作品を増やしているので、今の状態が続けられるなら、そんなに新たにやりたいことはないです。来年もいつも通りに創作したいと思っております。



 これにて2022年はおしまいですね。

 今度は2023年の1月に更新予定です。次回は来年参加の文フリ京都について書きたいです。

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