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2022.09 第10回文フリ大阪レポート


 2022年9月25日(日)は文学フリマ大阪の日でした。

 2年越しのイベント直参。準備からおおわらわ、終わってもおおわらわ、久しぶりのイベントで精魂枯れ果てたという一言に尽きるかもしれません。




文フリの準備


お品書き

 今回は新刊を大々的に見せつつ、文フリ初頒布の「魔女たちに薔薇の花を」(以下「童話」と略)を独立してお知らせしたかったので、このような二枚組になりました。


 「世界観違いすぎるけど大丈夫?」と相方に聞かれましたが、違いすぎるくらい「童話」を単独で見せたかったからいいかと思いました。

 「童話」の世界をちゃんと表現できているのか、あらすじをちゃんと伝えられているのかな、とまだ客観的に見られないのですが、見てくれた人がいたなら幸いです。


 それにしても1枚目、イラストはちょっとハードなのに全体の雰囲気可愛くて既刊とも調和しているの、最高ですね。(1枚目のデザインは相方のミツカドです)



帯も新調

 イベントに合わせて帯をグレードアップしました。明らかに違う人の作が混ざっています。わかりやすいですね。少しでもキーワードが入ってきて、通りすがる人の目に留まって気になってくれていたら嬉しいのですが、帯の効果未だ知らず、です。



準備中写真


 ツイッターに上げた準備中の写真。

 届いた新刊、値札作成、ペーパーや帯、しおりのカット作業。

 こういう写真をなるべくタグつきでツイッターにアップしていきました。個人的にこういう作業写真があるとイベント前!って感覚が強くなって好きなので上げています。




文フリ大阪当日


全部手搬入して身体が死んだ話

 早く起きたり早めに着いたり、とにかく朝からせわしなかったです。

 何よりあの重さの荷物を会場まで持っていけるのかって、それだけが不安でした。

 結果、肩と腰を壊しかけながらなんとか会場まで行きました。コミック紙とアドニスラフとはいえ、A5サイズが5以上冊積もれば鈍器ですね。人の身体はこんな簡単に壊れるんだと思いました。



スペース設営

 初めて前面に垂れ幕をつけました。トナカイの森と表紙の雰囲気が少しでも通りがかる人の目に留まっていますように。

 今回は値札見やすかったのではと自分で思います。新什器を導入しています。

 かさばらない&軽い&使いやすいの三拍子揃った神器でした。



全体の感想

 雰囲気は、いつも通りの文フリって感じで、お隣との距離もそんなに離れていませんでしたね。

 会場の賑わい含め、びっくりするほどいつもの文フリでした。


 まんべんなく全6種お手に取っていただけました。

 長編を気になってくださった方も、短編集や短編をという方も同じくらいいらっしゃいました。雰囲気可愛いくてお手頃感のある「春迎え」と「トマリギ」のお迎え率は高かったと思います。


 ぐらつく要塞の上にサンプルを置いてしまった過去があるのですが、今回は上段にサンプルを置いても戻しにくいなどはなさそうで安心しました。「表紙可愛いです」とお声をいただくことが多かったです。



 新刊はもちろんですが、ピックアップしている「童話」を多くの方にお手に取っていただけたのが個人的に一番嬉しかったです。「童話上下」どっちも面白かったですと言ってくださった方もいらっしゃって、「通販使ってくださった方だ!」と思い嬉しすぎて胸がいっぱいになりました。


 どの作品も思いを込めて作っているのですが、「これ本当に誰か読んでくれるのかな」と自分で思うような内容がマニアックな作品ほど読了報告の嬉しさが一入に感じます。




文フリが終わって


 一番はじめに思うことは。

 次回からはちゃんと宅配便使います。まずそれです。


 せっかくのイベントで本が足りなかったら嫌だったので多めに持って行ったのですが、キャリーも肩もぶち壊れるんじゃないかと思ったので、今度から本を大量に持ち込みたいときは宅配便使います。



 あとは、嫌なことがあったら今度からはっきり口にするといったところでしょうか。

 嫌がらせかと思うほど隣接サークルから迷惑行為を受けました。もうそのサークルの名前や作品のジャンルを見るだけで気分が悪くなります。

 一度キレても理性で無理やり抑え込んでしまうので、一度受けた恨みは一生忘れません。

 そんなことでストレスを溜め込むのが馬鹿らしいので、今度からははっきり言います。



 本当に久しぶりのイベントだったので、人の多さに思いきり疲れてしまいました。あんなに多くの人がいる場に行ったのがいつぶりかなってくらいだったので、人酔いもあるのかも?


 スペースに来てくださった方とお話したり、逆にお邪魔してお話しするの、すごく楽しくて文フリ行って良かったと思いました。がんばっていつもより人に話しかけた方なんです。


 お差し入れまでいただいてしまいまして、恐縮です。とてもありがたいです。

 二年前まではお返しのお菓子用意しようと思っていたのに、そういうところが準備の中でみんな抜け落ちておりました。いただいてばかりでいますので、次回こそはちゃんと用意する所存であります。


 帰ってからの疲労が凄まじいです。会場回っているときから既に兆しはあって、行きたかったブース半分くらいテンパっていて行けてないんです。これがブランク……?




これから


 嫌な目に遭ったので次回からジャンルをファンタジーではなく、別のジャンルで申し込もうかなと考えています。次回のイベント参加お知らせのときにも改めてお知らせします。


 次回は文フリ京都に参加する意思を固めています。

 ただ新刊作れるかな、これ以上本を増やして大丈夫かな、という思いもあるので、そろそろ部数の減った作品を通販オンリーに回そうかなと考えています。


 次回の予定は今のところ文フリ京都、できたら5月の関西コミティアに合同で出たいです。

 通販も一回挟みたいので、春頃を目処に準備していきたいです。



 文フリでいっぱいパワーをもらったので、今後も創作活動に注力していきたいと思います。

 改めまして、文フリ大阪スタッフの方、ご参加の皆様、お疲れさまでした。

 そして当ブースにお越しいただいた方、本当にありがとうございました。

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