蓮と風鈴
夏の空気感を味わうのが好きです。
焦げそうな熱気とか、土や草、蚊取り線香の匂いとか。
五感で感じる夏というものを年に一度味わわないと、季節を通り過ぎた気がしません。
ほぼ半年家に篭りきりだったので、どうしても見たかった蓮と風鈴を見に行くことにしました。
蓮を見に
太陽をたっぷり浴びている蓮を見ることができました。
北国生まれのため、蓮を見たのは人生で2回目。
写真や図像で見るのとは違って、花びらの広がりなどをあちこちからじっくり見られました。
道中で向日葵、凌霄花、木槿、百日紅、薔薇、睡蓮、百日草、撫子などを見つけました。
なかなか出かけないので、日中に色々な種類の真夏の花と出会えて幸運でした。
人の少ない道を通ったので、無人のしんとした緑陰の小道をひたすら歩きました。聞こえるのは川と蝉の音だけ。土と草と太陽の焦げたような匂いがずっとしていました。そして少し迷いました。
おふさ観音の風鈴まつり
たくさんの風鈴が吊り下がっているのを見られる風鈴まつりは、数年前からずっと行きたい場所でした。
至るところに風鈴が吊り下がっていました。アーチ、本堂の天井、木、竹垣など、本当に無数の風鈴が下がっていて、風が吹くと一斉にしゃらしゃらと音を立てます。
あんなにたくさんの風鈴の音を聞いたのは初めてでした。音も景観も、涼感と得るというよりは不思議な世界に入り込んだような感覚がしました。
おふさ観音は薔薇と風鈴のお寺といわれていて、小さな薔薇の鉢も一緒に見ることができます。
和風と洋風の取り合わせで真逆なイメージがありますが、薔薇と風鈴を一緒に見ると和モダンな雰囲気になるのか、素敵な組み合わせでした。
真夏の進捗
この夏は「魔女たちに薔薇の花を下」のプロットの見直しと掃除・私物整理、それから読書を主に行っていました。
プロットに関しては、執筆していて「もっと面白くできるのでは?」と思い、構成をすべて見直しました。それで最初から書き直すことにして、現在1~3話を書いています。
前より主人公に感情移入しやすいように、情報の開示順を変えるつもりです。
日常生活を送っているとつい物を溜め込んでしまうので、連休を使ってじっくり物の整理をすることにしました。
少ないもので生活することに憧れてはいて、不用なものを手放してすっきりするのが好きなのですが、まだ使えるものをすぐに捨てることもできず、少しずつ使っていっていつかお気に入りの家具に囲まれて暮らしてみたいです。
読書強化月間
今月を「読書強化月間」と定めて2週間程度。
今まで本を買っては積むを繰り返していたのですが、さすがに溜め込みすぎかなと思ったのと、本棚がさすがに圧迫され始めたので、溜まっていた本の読書に集中しつつ棚の整理も始めました。
今のところ、溜め込んでいた本を10冊読みました。
まだまだ読めていない本があるのと、再読したい本もいっぱいあるので、読みたい本が尽きそうにありません。買った同人誌も、まだ未読のものが多いので読んでいきたいです。
6月の更新がなかったので7月は2回の更新でした。