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2020.12 年の瀬の創作総括

  • 執筆者の写真: 葛野鹿乃子
    葛野鹿乃子
  • 2020年12月27日
  • 読了時間: 4分

更新日:3 時間前


1.今年の活動


 今年も年末になりましたので、今年の創作活動についてまとめていきたいと思います。

 ファンタジーの物語を本にする同人活動を行っております、葛野鹿乃子と申します。

 屋号は「トナカイの森」です。同人即売会などで、作った本の頒布をしています。


 今年はコロナがありましたので、イベントは1月の「文フリ京都」しか出ていません。

 5月、9月は、開催するイベントもあったのですが相方と相談して断念しました。ただ、何もないときも次回作の執筆をずっとやっていました。


 今年は短いものも含めて5作ほどのウェブ小説も書きました。

 今までは本にする物語を書くだけでせいいっぱいだったのですが、少しずつウェブ活動もやっていきたいと思い、いくつかアップすることができました。




2.今年の製作物


  • 「絵本の国と冬のばら」(9,442字)

  • 「ましろの道」(20,963字)★

  • 「水底風鈴市」(2,806字)★

  • 「湖底残映」(1,811字)★

  • 「槿花一朝夢」(5,453字)★ ※完成していますがまだアップしていません。

  • 「奔流に溶ける」(3,304字)★※テキレボウェブアンソロ作品

  • 「春迎えの魔女」(15,478字)

  • 「魔女たちに薔薇の花を上」(131,535字、解説なし:113,332字)※推敲中


 ★印はウェブにアップした作品です。


 普段より作品数が多いです。ウェブ作品が多いからですね。

 イベントに出る機会が減っていたので、何かしようと思って夏頃にウェブ作品を書きました。

 「ましろの道」は、急きょイベントに持って行く作品が「絵本の国と冬のばら」になったのでウェブに上げた作品です。


 「槿花一朝夢」は書き終わっていますが、まだアップしていないものです。「奔流に溶ける」も一緒にサイトの方にアップしたいです。 「ましろの道」以外は、イベントがなくてこのまま一年何も活動していないのはまずいなあと思って、夏ごろにウェブ小説を3つほど作ろう、と思ったのが始まりです。




3.現在テキレボEX2参加中


 「奔流に溶ける」は、現在参加中のイベント「テキレボEX2」のウェブアンソロに投稿するために書いたお話です。

 5月に書いて、一度完成させたまま置いておいた「春迎えの魔女」「魔女たちに薔薇の花を上」を、今回のイベントに合わせて手直しして、新刊として出すことにしました。


 今年は「絵本の国と冬のばら」以外に製本する物語が作れないかなと残念に思っていたのですが、通販型のイベントに参加することができ、現在最後の見直しをしている最中です。こうして作品を作り、発表する場がこのご時世でもあることに感謝しております。




4.今後の方針・来年やりたいこと


≫完成のために


 今年、イベント参加を見合わせることによってはっきりしたことがあります。それは……。

 自分は締め切りがないと作品を完成させることができない、ということです!


 スケジュール管理ができなくてだらけてしまうのではなく、ほぼ作品を作り終えても、時間があればあるだけ見直ししてしまうので、印刷・製本に踏み切れないのです。

 もっとよくできるんじゃないかなと思ってしまうので、イベントなり自分でこの日にアップする、という取り決めがないと仕上げができない、ということに気づいてしまいました。


 来年もイベント参加ができるかわからない状態。それでも執筆活動は続けたい。

 イベント参加が難しいなら、ウェブを中心に活動するようにしようかと考えています。定期的に短編をアップしていくようにルールを決めて書いていこうかと考えています。



≫同人誌制作


 製本する物語も書いていきます。「魔女たちに薔薇の花を下」と「ルペシュール(仮)」という、ちょっと長めの小説を来年の内に完成させたいです。「ルペシュール」は1/3くらいは書いているのですが、まだまだこれからです。

 2021年のイベント参加は、今のところ難しいかなと思っているので、ひたすら作品を書いてアップしていけたらそれでいいと思っています。現況が落ち着くか、通販型のイベントがあったら参加するかもしれません。




5.コロナ禍の状況下での創作活動


 イベント中止・参加見合わせがあったことで、今年は1回しかオフライン活動をしていません。

 ポスターとかお品書きとか、もっと凝ったの作りたいねと相方と話していた矢先のことでしたので、やる気だけあるのに作っても発表する場がなく、春先はちょっとだらけてしまっていました。


 この状況がいつまで続くかわからず、いつまたイベント参加ができるかもわからない。

 そんな中で、創作活動とどうやって折り合いをつけていくか。参加ができないからほぼ休止状態で何もせずにいるのかというと、それはありえないと思いました。

 それなら、今この状態でできることは何なのか。


 改めて思ったのが、家にいても世界中と繋がりを持てるネット・ウェブの力です。

 色んな立場・事情の方が今どうやって創作と向き合っているのか、知ることができます。

 だから今やるならウェブ活動だなと思いまして、このブログを始め、2021年はウェブ小説を書いていきたいと思います。

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