2020.09-11 テキレボ準備に追われて
- 葛野鹿乃子
- 2020年10月28日
- 読了時間: 3分
更新日:1月15日
1.テキレボEX2に向けて
9月、テキレボEX2の申し込みが始まりました。
三時間満たずに募集が満了になったりもしたのですが、追加募集で何とか参加申し込みをすることができました! ありがたや……!
新刊を作る予定です。せっかくイベント参加ができるので、思い切って童話・上巻を完成させようと突発的に思いつき、(快く表紙作成を引き受けてくれた)ミツカドに無理を言って現在原稿&イベント準備をしています。
今のところ、新刊は「魔女の季節」の読み切り短編と童話モチーフの短編集です。
既刊にはトマリギを増刷する予定。本当に久しぶりのイベントで、今から何を用意しようか浮足立っています。にわかに忙しくなっきました。
2.締切は大事
急きょ童話モチーフの本もテキレボに出せるようにしようという決意の下、9月から10月ずっと本文の修正に追われています。
とんでもないこと決断しちゃったなあと思う反面、ちゃんと出したいと思っている話だけに、初稿を仕上げてもあとはイベント前に修正していけばいいかなという気持ちが沸いて一向に完成しないままだったので、やっぱり締め切りがあるのって大事だなあとつくづく思います。
これでいいのかまだ直せるんじゃないか、本当に面白いのかなと考えてしまうし、時間が経つほど粗は見えてしまうから、思い切って書き上げてイベントに間に合わせる、というのが自分にとっては思ったよりもずっと大事なことだったようです。
作業は進めていますがまだ完成はしていないので、お知らせなどがまだできない状態です。
イベント開催の2週間ほど前から、ぼちぼち作品のお知らせをツイッターやサイトでやっていきたいです。
3.テキレボアンソロ「奔流に溶ける」公開
11月10日に、私が書いたテキレボのウェブアンソロが公開されました。
久しぶりにツイッターを開いたときにちょうど通知がきて、(緊張で)お腹にもったりとしたダメージを受けました。前日もツイッターは見ていなかったので、公開にあたって心の準備とかができていませんでした。
テーマを先に決めて書く、というのはあまりやったことがなかったし、何かのために短編を書き下ろすことも少ないので、経験としてとても新鮮でした。
ご感想も、個別へのお返事はしていないのですが、大切に読ませていただいております。
いただいたご感想を読んでみて、短いひとつのお話の中で、感じ方や受け取り方がみんな違っていることがとても面白いと思いました。
何を当たり前な……と思われるかもしれませんが、同じ文章や描写でどこが印象に残ったのか、読み終わってどう思ったのか、ひとつひとつ読ませていただくことで、こういう読み方もあるんだなという気づきがけっこうありました。
陽の印象も、私の中で少し変わったように思います。
ウェブアンソロを読んでみても、「手紙」というひとつのテーマの中で全部のお話の印象が違うので、どれも楽しく読ませていただいております。順番にちょっとずつ読んでいるので、追いきれていないのですが、少しずつ読破していきたいと思います。