サイトの雰囲気を変えました。
春頃からちょくちょくいじっていたのですが、活動を半ば休止していたのもあって、8月になってしまいました。まだちょっといじるところはあるのですが、ひと区切りついたのでアップしました。改装と一緒にウェブ用の短編を2作アップしています。
以下に、進捗と今後の活動方針についての現況を簡単にまとめました。
【ウェブ用の短編を書きました】
本を出す頻度が減るならウェブをがんばろう、ということでいくつかあるネタのうち、ひとまず2作品を書きました。
暑いからか、どちらも水のふしぎなお話になりました。ストーリーより雰囲気が強いものになりました。どっちも水底にまつわるお話です。独立した短い話を、それも急ぎで作るのが大の苦手で、今までウェブ用の短編は作れずにいたのですが、無事に2作も仕上がってほっとしています。
【刊行用の作品書いてます】
現在刊行用に途中まで書いているのが4作品。うち3作は珍しく長編です。
長編はじっくり書き込めるところがいいのですが、文章量が多いので書くこと自体が大変で、しかもちゃんと整合性が取れているように仕上げないといけないのが大変ですね。今までは見直ししやすいように短編集やSS集を多めにしていたので、推敲作業が比較的楽だったのですが、序盤を読み直してから続きを書いたりしているので既に大変です。私は新しく文章を書いていく初稿の段階が、作業工程の中で一番大変だと感じます。見直しの方が、基がある分楽です。直せば直すほど完成度が目に見えて上がるのも嬉しいです。長編3作、全部半分ほどしか初稿を書いていないので、まだまだ完成は遠いです。
ある程度書けたら、試し読みとして無配冊子にしたいです。
【予告】
以前刊行したSS集「魔女の季節」の、まったく別の物語を書いています。読み切り短編で、魔女の少女の喜びと悲しみを掘り下げたおとぎ話です。
以下、珍しい長編3作です。
・童話にまつわる悲しい愛の物語(分冊予定、上巻は短編集)
現代だけれどどこかふしぎな、心の傷と悲恋の、やさしくてせつないお話です。
・近代イギリスに似た町で、子供たちが自由を求めて戦う物語。流血・暴力表現あり。
・以前刊行した「水のゆくえ」の、同じ設定で全く別の展開になる物語(分冊予定)
ほぼIFストーリーと言っていいようなものを、ボリュームアップしつつ作成中です。
【何か本を作ろうと思っている】
今までやったことのない装丁を試してみたいなあとは思っているのですが、なかなか今まで冒険ができずにいました。今まで書いた短編集やSS集、ウェブ小説を、自分用に一冊だけまとめた再録集を作ってみようかなと思っています。自分のためだけのものだったら勉強も冒険もできるので、ちょうどいいかな、と思っています。
【テキレボEX2があるらしい】
冬に通販型の文章系イベントがあるそうです。
テキレボのことは以前から知っておりましたが、開催地が東京ということもあり、参加はしたことがありません。1回目は準備が間に合わなさそうだったので参加を見合わせていましたが、通販型なら現在の情勢でも参加できるかなと思い、一応参加する方向で準備を始めています。無事に参加ができたら、上記で紹介した短編版「魔女の季節」を新刊として出せると思います。
【これからどうなる?】
冬頃にBOOTH通販をしたいとは思っているのですが、相方であるミツカドと、まだそのことについて相談しておりません。梅トナ会議で決まったら、ツイッターとサイトの両方でアナウンスしたいと思っています。
イベントですが、社会の状況がどうなるかによっては年明けのイベントにも不参加になるかと思います。できるだけ早めにイベント復帰したいのですが、こればかりは状況が落ち着かないと参加できないと考えています。その際は、通販の期間を伸ばすなりウェブ小説を増やすなりしようかと思っています。
現在の進捗と活動方針でした。
イベントは減っておりますが、小説は書き続けています。焦らず怠けず、創作活動を続けていけたらと思っております。
それでは、今回はこの辺で。また来月に更新します。