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僕は現実にはないばかり追いかけている。

すぐとなりで、

幻想を見つけた。

雪に色をあげた白い花を探す少年。

冬を終わらせるため、春を採りに行く少女と少年。

湖の底に沈んだ町を覗き見る男。

文明を滅ぼした星をエネルギー源にする世界。

ふしぎな町の風鈴市に出かけた、海底に憧れる少年。

自分の葬式の夢を見続ける文筆家の青年。

言い伝えの宝の一部を海で見つけた貝殻採りの少女。

大人しい少女と粗野な少年、二つの魂を持つ高校生の日常。

すこしふしぎな8篇の物語を

四季ごとにまとめたウェブ再録集です。

収録内容

書き下ろし

ウェブ小説7作品の再録(カクヨム公開作品)

あらすじと試し読みを公開中!

少年は雪の中で咲くスノードロップを見つけようと田舎の自然を探検する。書き下ろし作品。

冬に閉ざされた村を救うため、少女と少年は春の欠片を採りに雪山を上る。

湖の底に町が沈んでいるという噂を聞く。湖を訪れた私は湖底に何を見るのか。

海底に行ったまま帰らない父を想い海底に憧れる僕は、風鈴市へ兄と出かける。

​貝殻採りの少女は、言い伝えでしかなかった宝の一部を海で見つけてしまう。

文明がほろんだ世界で、エネルギー源となる星を少年たちは命がけで追いかける。

自分の葬式の夢を見続ける文筆家の男は、今を生きるために書き続ける。

おっとりした少女と少し粗野な少年。二つの魂を宿す高校生の日常の物語。

キーワード

​ウェブ再録集

この作品は「気軽にトナカイの森の作品が色々読める本」となっており、当サークルが気になった方が手に取りやすい短編集になっています。7作品はウェブ上に全文公開しているので、事前にどんな話かご確認いただけます。

​現実と幻想の境界

今回のテーマは「すこしふしぎな」短編集です。

幻想というフィルターを通して世界を見る少年の物語を軸に、現実の中に幻想が混ざったような、ちょっとしたファンタジーの物語を詰めました。​

書籍情報

四季ゆめ_帯.jpg

​四季の夢追い人

形 態: 短編集

規 格: A6判 / 128P

値 段: 300円

発 行: トナカイの森 / 葛野鹿乃子

発行日: 2023年1月15日​

※本作品はウェブ作品の再録集です。

​ 一話目を除き全文をカクヨムに掲載しています。

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